徒然なるままに in Niagara Falls

自然豊かなナイアガラでの生活を綴ります

SDGsが身近に。

最近、日本でもSDGsという言葉を聞くことが、あるのではないでしょうか。カナダでは、特別な盛り上がりというのはありませんが、じょじょに浸透してきているのかな、と思うことがありました。SDGsは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。17の目標があり、国連加盟193国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

今日たまたま友人とチャットをしていた時、彼女がつい最近ファーストフードでテイクアウトをして、初めてビヨンドミートのバーガーをオーダーして食べたら、美味しかったよ、という感想を送ってきました。ビヨンドミートとは、代替肉、プラントベースの植物由来のお肉のことです。主には豆を使ったり、ココナッツオイルを使ってお肉の代替品を作ります。なぜこのお肉の代わりの食べ物が注目されているかというと、ビーフの需要を減らすことができるのです。牛のゲップには、多くのCO2が含まれており、実は大きな環境問題になっているのです。ビーフを食べる量を減らし、牛の数も減らしていけば、CO2の削減に貢献できるのです。これはSDGsの中でも、環境を守っていこう、気候変動を減らそう、ということに当てはまるわけです。友人は、息子からその話を聞き、ベジタリアンになるのは無理だけど、少しビーフを食べる量を減らそう、と思ったそうです。一人一人が、ちょっとでいいので気にかけて行動していくことで、大きなうねりになっていきます。わたしも、この話を聞いて少しお肉の量を減らしていこうと夫と話しました。

ゴミについては、どの国も分別をしたり、減らそうとしたりしていますよね。SDGsの項目を見ながら、自分にできることから始めたいと思います。

今日は気温が9度まで上がり、天気が良かったので、近くのトレイルをまた歩いてきました。この時期に雪がないのは、本当に驚きです。やっぱり地球温暖化は、確実に進んでいるのですね。次の世代に美しい自然を残していくためにも、小さなことから変えていけたらと考えた日でした。

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