徒然なるままに in Niagara Falls

自然豊かなナイアガラでの生活を綴ります

Oat Milk

北米は、かなり体の大きな方が多いです。それは、レストランでオーダーすると、たいていの日本人の方は驚かれるような量が出てくる、というのも一因でしょう。ただ、全ての方が気にせず食べているわけではありません。健康について、とても考え、運動したり食事にもとても気を遣い、体型維持している方も多いです。

もう何年も前から、北米ではグルテンフリー(小麦粉に含まれているグルテンを食べると調子が悪くなる人に対して、グルテンを含まない食べ物)に気をつけている人もたくさんいますし、白い食べ物に注意する人も多いです。白い食べ物とは?まず、最も中毒性が高く体に悪いとされているのが、精製された白砂糖。精製された小麦粉。白米。そして、牛乳。これらを摂取しないように、気をつけている人たちがいます。わたしも、10年ほど前から、白砂糖は買うのをやめました。それに代わる代替品として、現在はカナダで採れる、メープルシロップを使うようにしています。もしくは、ハニーですね。

f:id:EmmamamaCanada:20201115072722j:plain

左から、地元産の蕎麦の花の蜂蜜、熱処理していない蜂蜜、缶のメープルシロップ、そしてCOSTCOメープルシロップ

 COSTCOメープルシロップは、日本の店舗でも販売されています。決して、とてもお安い値段ではありませんが、自然の恵みのシロップです。ちなみに、メープルの木に傷をつけ、樹液を集めて煮詰めたものが、メープルシロップです。3年ほど前までは、Agave syrupと呼ばれる甘いシロップを使っていました。それ以外にも、ステビアという甘味料。これは、とても甘いのですが、独特の味がしてそれが苦手で、やめました。ステビアは、カロリーオフの甘味料です。最近は、ラカンカと呼ばれる甘味料が話題になってますが、まだ試していません。

牛乳の代替品も、最近はたくさん出ていますよね。日本でも、よく見るのがアーモンドミルク。ローストしない生のアーモンドとお水をブレンダーで混ぜて、濾したものですね。牛乳よりはあっさりしていて、飲みやすいです。わたしも自分で、アーモンドやカシューナッツのミルクを作ります

f:id:EmmamamaCanada:20201115074231j:plain

カシューナッツと水をブレンダーで混ぜ、搾りました。

カシューナッツミルクは、アーモンドよりどちらかというと濃厚です。最近、カナダで流行っているのが、Oat Milkです。オーツ麦のことです。オートミールは、この麦を煮てブラウンシュガーやレーズンを入れて、こちらの方が朝食としてよく食べます。

f:id:EmmamamaCanada:20201115074711j:plain

カナダでポピュラーなオーツ麦。

このオーツ麦を水と混ぜ、ブレンダーにかけて搾ったのが、オートミルク。ほのかに甘みがあり、美味しいです。

f:id:EmmamamaCanada:20201115074844j:plain

市販のオートミルク。

そして、今日はスーパーでオートミルクをベースにして作ったヨーグルトを見つけました。

f:id:EmmamamaCanada:20201115075000j:plain

ピーチ味のオートミルクヨーグルト。

ちなみに、VEGANと書いてありますが、ヴィーガンと読みます。これは、最も厳しい菜食主義者のことです。ベジタリアンは、日本でもよく知られてますよね。ただベジタリアンの定義には、いろいろあって魚や肉を食べずお野菜だけの人もいれば、鶏肉だけは食べる、とか、乳製品や卵はOKなど、いろいろなんです。魚を食べるベジタリアンは、ペスカタリアンと呼ばれたりもします。ところが、このヴィーガンの人たちは、一切動物に関わる食品は摂りません。お魚の出汁も、ダメです。タンパク質は、たいてい豆から。あとはお野菜。そういう方たちには、ナッツミルクなどの食品は、強い味方です。宗教上、ヴィーガンの人も多いので、他民族の国カナダは、このような食品が豊富なんですね。豆乳も、人気が高いです。

一時期、わたしもグルテンフリーや牛乳をやめたりしていましたが、今は普通になんでも食べています。お砂糖だけ、気をつけるようにしています。健康にいいと言われても、気にし始めると食べるものがなくなってしまう。ということで、楽しく美味しく食べるのが一番、と考えてたまに新製品などを試しています。