Niagara Glen Trail
ここ1週間ほど、驚くほど暖かい日が続きました。11月と思えないほどの気温の上昇でしたが、今夜は3度まで下がるので、冬の始まりでしょうか。
先週の金曜、とても良い天気でしたので、1人で近所のNiagara glen trailを歩いてきました。距離はあまりありませんが、崖の下へ降りてナイアガラ川の横を歩くトレイルなので、アップダウンが結構ありました。紅葉は、ほぼ終了していました。
ちなみに、川を挟んで対岸は、アメリカです。川は、右から左へ流れて、オンタリオ湖に流れ込みます。
実は、ナイアガラの滝は、現在ある場所で生まれたわけではありません。下流で発生した滝は、当時もちろん水の調節もしてませんでしたから、1年間に2〜3メートルづつ岩を削り、今の場所まで登ってきているのです。今は、下流に水力発電所を作り、そちらに直接水を送る水路を作ったりして、水量を調節しています。それでも、毎年2〜3センチほどは、削られているとのこと。お水の力って、すごいですね。観光シーズンは、滝への水量を増やして観光客に大迫力の滝を見てもらうようにしています。
釣りを楽しんでいた男性が、大きなTrout(ます)を釣り上げていました。写真を撮って、魚をすぐに川に戻していました。
今回、1番の驚きは、こちら。誰かが斧で傷つけたあとじゃないですよ。これ、ビーバーがかじったあとなんです!カナダを代表する動物、ビーバー。木をかじって倒し、水辺で水を堰き止め、ダムを作ります。このトレイル近くにも、いるんですね!近くを探してみましたが、残念ながらビーバーダムは、発見できず。いつか、見てみたいです。
距離としては、4kmちょっとでしたが、登ったり降りたりの岩場もあり、かなり息も上がりました。時間は、1時間45分ほど。雪が降るともう降りられませんので、本格的な冬になる前に歩くことができて、楽しめました。金曜日だったからか、釣りや歩きに来ている人も、結構いましたね。新緑も素晴らしいので、また春先に来たいです。